2010年07月12日

病気の傾向

色々な犬種や猫種によって、かかりやすい病気があるのは色々なサイトにも載っていますしご存知だと思います


病気の傾向


それとは別に、性格やそれまでの環境などによってかかりやすい病気というのがあるんです

ワンちゃんを例にとってみると、例えば、毎日の生活が活動的な子、飼い主さんと一緒にお出かけしたり、また、特別な例ですが、使役犬などもそうです
尚且つ、そのことを喜んでいる子の場合にかかりやすい病気は、

●胃腸など消化器の病気
●甲状腺機能障害
●肺・肝・膵炎
●ガン

などで、反対に毎日を殆ど家の中で過ごしている子や、散歩に行ってもすぐに帰りたがる子、あまり散歩の好きでない子、飼い主さん以外の人や犬が苦手な子の場合は、

●アレルギー
●気管支の病気
●骨や関節の病気
●肥満

などです

それは、心の部分が大きく影響するからです
活動的な子の場合は緊張の神経が刺激を受けやすく、リラックスしていることの多い子は、リラックスの神経が優位になり、緊張とリラックスのバランスが崩れると、上に書いたような病気になりやすい傾向があります

それを防ぐには、行動的な子には、心からリラックスできる時間を充分に作ってあげることが一番です

家の中が好きな子には、行動的な時間、特に楽しい気持ちで緊張する場面を多く作るように心がけてください
例えば散歩のコースを変えたり、知らない場所に遊びに行ったりということです
最初はそれも嫌がることもあると思いますが、楽しいということを教えてあげてください

とにかく、緊張とリラックスをバランスよく取り入れるように心がけてあげてください

また、ペットショップで購入した子の場合は、上に書いた全ての病気にかかりやすい傾向があるように思います

行動的な子の場合でも、飼い主さんに対する依存心が高いことが多く、心から外出を楽しんでいるのではなく、飼い主さんと一緒にいることだけを求めているケースも多く、家の中で過ごしたがる子の場合は、家の中で居ても心からリラックスできない子が多いんです

仔犬の頃の異常な経験が成長してからも少なからず影響を受けているんです
特にペットショップで過ごす時間が長かった子ほどその傾向が強いです

そんな子の場合は、安心することを覚えさせてあげてください
まずは、飼い主さんと一緒に居るときに安心できるように、それが出来れば、次は、飼い主さん以外の人とでも散歩を楽しめるように、というように少しずつほぐしていくつもりで接してあげてください

健康で長生きするためには、緊張とリラックスの両方をバランスよく上手く取り入れることがとても重要です
食事や獣医さんでの治療よりも大切なことだと思います





                              店長




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Posted by HAC和歌山 at 10:00│Comments(0)健康
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